一般社団法人ハンズハンズ

春休みにハンズハンズのみんなで避難訓練を行いました。

結リンク、未来育、未来育デイの利用者様と職員、総勢33名で、火災を想定した訓練を行いました。


まず、みんなで未来育の部屋に集まり、今日の流れや訓練時の約束、避難経路等の説明を聞きます。

”避難訓練”という言葉に「こわいから嫌…」テンションが下がる子もいましたが、いざという時に自分の命を守る為にとても大事な訓練です。

「先生のお話をしっかり聞いて、約束を守ればこわくないよ、大丈夫だよ」と励ましました。

事前に説明を受け、見通しをもつことでみんな意欲的に参加することができました(*^^)v

説明のあとは各部屋に戻り、訓練に備えます。

14時20分、各部屋の職員のアラームが一斉に鳴り、訓練スタートです。

今回は火災を想定しているので、アラームが鳴ったらすぐに職員の指示を聞き、部屋を出ます。

煙は上にのぼるので姿勢を低くして、手やハンカチなどで鼻と口を押さえて煙を吸ってしまわないようにし、避難しました。

おさない、はしらない、しゃべらない、もどらない の約束も意識します。

未来育では部屋を出て玄関のドア前まで、結リンクでは窓から駐車場へ、未来育デイでは非常階段を下りて駐車場へ、それぞれ一番長い時間を過ごしている部屋から避難をしました。


上靴のまま外へ出ることに抵抗があったり、いつもとちがう少しピリッとした雰囲気に不安を募らせたりする姿も見られましたが、「もどったら逃げ遅れちゃうから」「大事な訓練だから真剣にやらないと」と自分に言い聞かせる姿もあり感心しました(*^_^*)


どの子も落ち着いて訓練に参加することができ、安心しました。

”本番”が来ないことが一番良いことですが、いつくるか分からない万が一の場合に備えて、これからも訓練を続けていきたいと思います。 (土屋)

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