一般社団法人ハンズハンズ

未来育デイでは、毎年敬老の日にはおじいちゃんやおばあちゃんに向けてプレゼントを作成してプレゼントをしています。今年はどうしようかと職員で相談し、はがきを送ることに挑戦しました。

まず、秋の味覚でもあるぶどうを作りました。指に絵の具を付けて、ぶどうの形をした画用紙にトントンと色をつけていきます。指の丸みでぶどうの実を表現しました。1つ1つ丁寧に実をつけていく子もいればトントンと全体に馴染ませながらグラデーションのように仕上げていく子、筆でサラサラ~っと色を塗っていく子もおり、それぞれの個性あふれるぶどうが完成しました。

次は、メッセージを書きます。「旅行が楽しかったよ!」と書いた子は、旅行先での思い出話を聞かせてくれました。他にも健康に気を配って「いつまでも元気でいてね!」と書く子や「いつもありがとう」と感謝を伝える子もいました。

ひとりひとりのできることに合わせて製作をすすめます。文字を書くのが難しい子には「ありがとう」と書かれた葉っぱ型の折り紙を用意しました。「ペッタン!」と1枚1枚上手に貼ることが出来ていましたよ。それだけでなく、色鉛筆でブドウの周りを囲っていたりとより可愛らしく仕上げることが出来ました。

とても可愛らしい子どもたちの気持ちが詰まったはがきが完成しました。字を書くのが得意な子たちは宛名書きにも挑戦しました。

保護者の方から事前に住所を教えてもらったものをお手本にしながら書きました。最初に鉛筆書きをしてからペンでなぞったり、職員に漢字を確認しながら書いたりと、慎重に書く姿が多くみられました。



完成したはがきを持って記念撮影をしました。なかなかの出来栄えに満足気な子どもたちでした


最後ははがきをポストに投函してきました。ハンズハンズの隣にあるコンビニにポストがありました。1人1人順番にポストに投函していきます。「無事に届きますように」とポストにお祈りをする子や、はがきをポストに入れる事が初めてだという子もいました。

今年は、はがきの書き方からポスト投函までに挑戦しました。学校終わりで疲れていたり、時間がなかったりする中でもおじいちゃんやおばあちゃんの事をおもいながら気持ちを込めて書きました。

無事に届きましたでしょうか?(#^.^#) (武内)


本日の午前中、地域の皆さん及び保護者、ご家族の皆さんをお招きして施設を公開する「あくしゅのかい」を開催しました。地域からは、那加西民生児童委員会協議会から16名の皆さんにおいでいただきました。保護者やご家族の方にも多くの方にご参加いただきました。施設概要や活動の様子をパワーポイントを使ってご覧いただいた後、体操の体験、就労継続支援の作業見学等もしていただきました。会の最後には、たくさんの質問やご意見、ご感想を述べていただき、終了しました。多くの励ましの声をかけていただきました。職員一同感謝申し上げます。これからも地域で育つ施設を目指します。

 施設内の壁面を毎回楽しいものにしてくれる、結リンクの「きせつのさくひん」が完成し掲示されました。今年は残暑が厳しく、暑い日が続いていますが、朝は少しずつ秋の気配が感じられるようになってきました。

 結リンクの皆さんが今回作成してくれた作品は、秋を強く感じられるものに仕上がりました。心地よいメロディーを聞きながら、たくさんのドングリたちが、笑顔で踊りだす場面を創り出してくれました。見ている私たちも、自然に笑みがこぼれます!

お盆休みが終わり、お楽しみ会当日を迎えました。今回は多くのお客さんを招待しています。事前に渡した招待状を持ってきてもらい、受付コーナーを設けました。

「お名前を教えてください。」「招待状はお持ちですか?」と確認をし、お客さんの名前が書かれたリストにチェックをつけていきました。

自分のお母さんが来ると少し恥ずかしそうにしたり、未来育のお友達が来ると「楽しんでいってね」と優しく声をかけてあげたりしていました。当日は代表理事も応援に駆けつけてくれ、たくさんのお客さんに子どもたちも嬉しそうでした。

代表の子による始めの言葉です。みんなの視線が集まり、「緊張する」と恥ずかしそうにしていましたが、とても上手にお話しすることが出来ていました。

最初はRADWIMPSの前前前世という曲でカップスを披露しました。基本となる2小節分の動きを繰り返すだけでなく、オリジナルで新たな動きを加えて挑戦しました。アップテンポな曲調でしたが、何回か練習していくことでコツを掴んでいました。レベルの高い演目に客席からは「おおーーー」と歓声が上がっていましたよ。


2つ目の演目はダンスです。リトルマーメイドのアンダーザシーの曲に合わせて踊りました。何回か発表会という場を設けてきましたが、新1年生の子たちにとっては初めての経験でした。元気よくジャンプしたり、みんなで手をつないで回ったりしました。最後のポーズもしっかりと決まり、温かい拍手に包まれました。

3つ目の演目はスティッチのアロハ・エ・コモ・マイです。これは以前行ったありがとうの会でも発表しました。お楽しみ会の演目を決めるときに「またスティッチのカップスがやりたい」と子どもたちからリクエストがあったため、新たな演目として追加することしました。

練習もとても熱心に頑張っていました。「お家でも練習したいから振り付けを紙に書いてください」と練習への熱意を感じる発言を聞くことができたことも嬉しかったです。本番は、前回の発表よりも自信をもって出来たことと思います。

最後の演目はミュージックベルです。auのCMでお馴染みの海の声に挑戦しました。自分が鳴らす音階の音と楽譜を照らし合わせてリズムよく演奏することに最初は苦戦しました。ベルを鳴らすときも思い切り振ってしまうと綺麗な音は鳴りません。優しすぎず強すぎず、肘を軽く伸ばすように前に振ります。練習の甲斐もあり、トリにふさわしいカッコ良い演奏が出来ました。

発表の場を設けるたびに子どもたちの本番の強さに驚かされます。周りの様子を見て「頑張ろうね」と声をかけていたり、見に来てくれたお客さんに微笑みかけたりと子どもたちの優しい一面をたくさん見ることが出来ました。

見に来てくれたお客さんにペットボトルペンダントをプレゼントしました。お客さん1人1人に「ありがとう」と感謝の気持ちを伝えながら渡す姿がありました。

たくさんの方に見てもらえて私たちも少々緊張しましたが、本番を無事に終えることが出来た達成感を味わうことができました。

発表は楽しんでいただけましたでしょうか。

発表会の後のおやつタイムではカナッペを作りました。家族で会話を楽しんだり、お友達同士で「頑張ったね!」と労い合ったりしていました。みんなでテーブルを囲み終始温かい雰囲気でしたよ♪

今回は保護者の方をお客さんとして招くという新しい試みに挑戦してみました。職員としては至らない点もあったかと思いますが、立派に発表をやり切った子どもたちの姿や、保護者の皆様の温かい眼差しにとても感動しました。

このイベントが良い思い出としてみんなの心に刻まれていたら嬉しく思います。  (武内)


 以前頂いた「ホワイトボード」がありました。様々な利用について検討しましたが、本施設の利用者が、思い切り自由に落書きできるコーナーにしようということになりました。みんなが必ず通るフロアーの壁面に、2枚のホワイトボードを貼りつけ、マーカーも準備しました。設置したその日のうちに早くもボードいっぱいに赤、青、黒の各色を使ったラインや文字、絵が描かれました。写真にあるアンパンマンの顔は、職員によるものです。利用者さん(子供から大人まで)はもちろん、職員も気軽に使える落書きコーナーになるといいと考えています。ホワイトボードマーカーの色も増やし、賑わしくしていきたいものです。

夏休みのイベントの1つに【お楽しみ会】を企画しました。

出し物を練習し、発表会を行うのですが、子どもたちの頑張っている姿や、未来育デイでの活動を見て頂く良い機会になればと思い、今年は新しい試みとして未来育デイの子どもたちのご家族をお客さんとして招待することにしました。そして昨年同様、結リンクの方や未来育の子どもたちもお客さんとして招待しました。

発表の内容は子どもたちのリクエストを参考に、ダンス、カップス、ミュージックベルの3種類をやることにしました。

お楽しみ会のテーマを【海】と決め、発表で使用する曲や部屋の飾りも海をモチーフに準備していきました。

紙皿を使ってお魚を作ります。折り紙をペタペタと貼ったり、ペンで色を塗ったりしました。背びれと尾びれもしっかりとついていますよ☺

「魚以外にも作ってみよう!」と図書館で海の生き物図鑑を借りてきました。本を一生懸命見ながらどれを作るか決めていましたよ。サメにくじら…どんどん仲間が増えていきます。

可愛らしい魚たちがたくさん出来ました。よく見てみると、ニモやドリーもいますね♪♪

完成した作品は、天井につるしたり壁に貼り付けたりしました。まるで海の中にいるような楽し気なお部屋に変身しました♪

こちらは子どもたちの足形を取ってペンギンに、手形はカニに見立て、ペンギン王国とカニランドを作りました。高校生のお兄さんの足が大きく、「皇帝ペンギンみたいだね!」と好評でした。また、1年生の女の子のものと並べるとペンギンの親子のようで可愛らしさを感じました。

次は招待状作りです。時間と場所を明記し、カラフルに色を塗って仕上げました。

出来上がった招待状を封筒に入れて完成です☆彡

出来上がった招待状を結リンクの方に渡しに行きました。「お楽しみ会をやるので来て下さい!」と少し緊張しながらも上手に伝えることが出来ました。結リンクの方も優しく見守ってくれました☺

当日に向けて発表会の練習もほぼ毎日頑張りました!写真は女の子チームで踊ったアリエルのアンダーザシーの練習の様子です。新1年生の子は初めての発表だったのでまずは曲を覚えることから始めました。「この曲でダンスをするんだ」という認識が出てきてからは職員の振り付けをよく見て一緒に踊れるようになりました。

練習していく中で一番驚いたのはお姉さんたちのサポートでした。子どもたちの立ち位置に名前シールを貼り、目印にしました。すると「〇〇ちゃんここだよ!」と手を引いてくれたり、「上手に踊れたね!」と褒めてあげていたりと、優しく頼もしい姿をたくさん見ることが出来ました。普段は可愛らしい子どもたちですが、いざという時の頼もしい姿に成長を感じることができ、とても嬉しかったです。  (武内)

(練習に必死だっため、ダンス練習の写真しか撮れませんでした。ごめんなさい!!)


 9月1日(日)に、市民会館を会場にして、「各務原市福祉フェスティバル2019」が盛大に行われました。ハンズハンズも、一つのテントを借り出店しました。結リンクの利用者さんが製作した「多肉植物アレンジ」ポットや「パラコード(小型犬の首輪・飼い主用のブレスレット)」をメインにした作品を販売しました。また、今年新たに結リンクでも取り組んだ、畑作業で収穫できた「野菜」も並べ、多くの方に購入いただきました。

 多肉植物アレンジの半分近くは、各務原特別支援学校の生徒さんが制作した陶器のポットを使わせていただきました。このポットを楽しみにしてくださる市民の方もおられ、どのデザイン、どの色にしようか迷われていました。

 また、パラコード(首輪・ブレスレット)を購入いただいた方が、愛犬に首輪をつけた様子をブログにアップされ知らせてくださいました。出品物が完売したり、うれしい反響が寄せられたりしたりしたことで、障がい者多機能型事業所ハンズハンズの利用者さんの大きな励み、喜びとなりました。これからもいろいろな作品作りに努力していきたいと思います。

 

 

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